医療機関を受診する際は、健康保険証を毎回ご提示いただくことが法律で決められています(健康保険法施行規則第53条など)。
ただ、これまでは確認の手間を減らすために「月に1回のみ」提示をお願いしていた医療機関もありました。
マイナ保険証をご利用いただく場合は、健診情報や診療・お薬の情報を確認するため、毎回ご本人の同意をいただく必要があります。
そのため、当院でも受診のたびにご提示をお願いしております。
※現在は移行期間中のため、資格の確認ができた場合には、改めてマイナンバーカードや健康保険証の提示をお願いしないこともあります。
当院はWEB予約の方を優先してご案内しています。直接お越しいただくと、長時間お待ちいただく場合がございます。
また、WEB予約が停止している際は、直接お越しいただいても受付できません。
その際は救急病院や当番医をご案内させていただきます。
限られた人数での診療となっておりますため、ご理解いただけますようお願いいたします。
※骨や歯など、明らかな専門外の症状は、専門の医療機関への受診をお願いいたします。
ご希望の日時によっては予約が取りにくく、ご不便をおかけし申し訳ありません。
早い日ですと、予約開始から数秒〜数分で枠が埋まってしまう場合もございます。
診療体制の拡充に努めておりますが、すぐに改善できない状況もあり心苦しく思っております。
比較的予約が取りやすい日は、医師2名体制の日や金曜日午前・土曜日午後などです。可能な範囲でご調整いただけますと幸いです。
・マイナンバーカード(または健康保険証)
・子ども医療受給資格者証
・お薬手帳
・診察券(お持ちの方)
予防接種や発達相談の際は母子手帳もお持ちください。
尿や便に異常がある場合は、オムツなどをご持参いただいても構いません。
小さなお子様の場合は、オムツや着替え、飲み物もあると安心です。
※診察や処置・検査前の飲食は嘔吐の原因になるため、控えていただくようお願いいたします。
WEB予約の早い順番でご来院いただければ、一緒に診察いたします。
「家族の登録・変更」から家族登録をしていただくと、次回からまとめて予約が取れるようになります。
お気持ちよくわかりますが、皆さまご事情がある中で順番にお待ちいただいております。
院内や駐車場の混雑防止のためにも、ご予約順でのご来院にご協力をお願いいたします。
必要な書類がありましたら受付にお声がけください。
領収書や診療明細書の再発行はできかねますので、大切に保管してください。
なお、書類によっては発行手数料をいただく場合がございます。
診察券を作成するためには、カルテの作成が必要です。
そのため受診の際に診察券をお作りいたします。
初めての方もWEBからご予約が可能ですので、ぜひご利用ください。
予防接種は原則として「健康な状態」で行います。そのため、診察や処置(吸入・吸引)との同時実施はできません。
また、限られた時間内で多くの方に接種をしているため、診察を行うと他の方の待ち時間が長くなります。ご理解のほどお願い申し上げます。
申し訳ありませんが、処方をするためには本人を診察することが義務づけられております。
そのため、お子さまがいない場合の診察は行えません。
処方薬は、ご本人様専用となります。
特に小児では体重が違うため、お薬によっては身体に害が出ることがございます。
処方薬を本人以外に使用することはおやめ下さい。
原則は、処方されてからの指示日数が使用期間です。
頓用薬などで残っている物に関してですが、一般的に調剤された薬は、下記の期間が使用の目安です。
シロップ :2週間(冷蔵保管できるもの)
粉(こな):4週間
期限が過ぎた薬は、品質低下や細菌汚染(特にシロップ)などの可能性があるため、使用をしないようにして下さい。
【保育施設のご担当者様へ】
ご家族に「○○の検査をしてきて下さい。」とは、言わないで下さい。
感染症の検査は、医師の医学的判断に基づいて実施させて頂きます。
検査には医療費が発生するため、保険診療で定められた条件以外では【自費】となってしまいます。
そのためご来院されても検査を行えず、ご家族が保育施設との板挟み状態になり困ってしまう事になります。
感染症の対策のため、検査ではっきりさせたい気持ちはわかりますが、どうかご理解の程、よろしくお願い致します。
※新型コロナ、インフル、RS、溶連菌、アデノ、ノロなどでよく言われます。
登園届・意見書の対象疾患の場合は発行致しますので、受診時にお声かけ下さい。
小山地区医師会の共通様式であれば無料で発行ができます。
(小山市・下野市・上三川町・野木町の保育施設、学校等で使用できます)
※保育園独自の書式の場合には、実費を頂いております。
※発行は当院で診断をした方のみとなります。
【保育施設のご担当者様へ】
「保育施設独自の様式」での記載を依頼させれることが多々あります。
(あまりにも細かすぎる内容ですと、診断書並の料金を頂かなければなりません。)
記載内容などは「小山地区共通書式のものとほぼ変わりません」ので、保護者様の負担も考慮して柔軟にご対応いただけますと幸いです。
空気感染が疑われる場合(おたふくかぜ、水痘など)は、個室での診療となります。
待合室は適宜換気を行い、おもちゃ、絵本、椅子などは定期的に消毒をしております。
受付は院内で行うので、駐車場に着いたら院内にお越し下さい。
学校感染症の第2種以上に相当するもの(インフル、水痘、咽頭結膜熱等、covid-19など)の周囲流行がある発熱の方は、個室での隔離診療を行っていますので、お車でお待ち頂くように呼び出し用のブザーをお渡しします。
ブザーが鳴りましたら、お子様を連れて院内にお越し頂き、受付に声をかけて下さい。
熱があってもお風呂に入って大丈夫です。発熱で汗をかくので、皮膚トラブルの予防にもなります。
本人もさっぱりしますが、体力を消耗するので、短時間の入浴かシャワーがいいかもしれません。
ぐったりとしているときは、無理に入浴をさせないで大丈夫です。
※清拭(濡れタオルで身体をふく)だと、寒さを感じて余計に辛いかもしれないです。
原則は、予約をお取りいただいた順番での診察となります。
発熱があるのはとても心配かと思いますが、熱そのもので脳がどうにかなってしまうことはありません。(脳症などは、ウイルスや菌が脳に入ってしまって起こります。)
そのため、熱そのものにとらわれすぎない様にしましょう。
解熱剤は、体温を1~2℃程度下げることができれば十分効果が出ています。
40℃ある熱を平熱までもっていくことはできません。
熱があってつらい状態を解熱剤を使って少しだけ楽にして、食事や水分をとれるようにしてあげてください。
【けいれん】
熱性けいれんは、熱が急に高くなるときに起こしますので、高熱が出て24時間以内に起こすことが多いと言われています。
そのため、「自宅にいるとき」や「病院に向かっているとき」、「待合室で待っているとき」、「診察後に帰宅するとき」など、医師の診察の有無に限らずけいれんを起こす可能性があり、タイミングの予測が出来ません。
もし車内待機中や院内で起こしてしまったら、スタッフにお声かけ下さい。
多くが10分以内(数分)でとまりますので、病院に連絡をして受診について相談をして下さい。
※けいれんが10分以上続く場合には、救急車を呼んで下さい。
RSウイルスの迅速検査ですが、1歳未満が保険で認められている検査適応です。このためこれ以上の年齢で行う場合は「自費検査」か「病院のボランティア」ということになります。
【検査の意味】
RSウイルス感染症は、2歳以上で心臓や肺等に基礎疾患のない方で重症化することは稀です(通常の感冒~軽い気管支炎程度で済むことが殆どです)。かつ、RSウイルス感染症と分かっても特別な治療法がないため、症状に応じた対症療法を行うしかなく、RSV感染症と分かっても治療法が変わることはありません。お子さまが痛い思いをしてしまうだけになってしまいます。
但し、原因不明で熱や咳・鼻汁が長引く、呼吸状態が悪化する場合には原因をはっきりさせるために行う意味はあります。
(どんな感染症でもそうですが、悪くなる場合は徐々に悪化する事も多い肺炎など、重症になることを初期から予見するのは中々に困難です。ですが全ての方に迅速検査や採血、レントゲンなどを行うことは、お子様への侵襲があることや保険制度上難しい側面もあります。経過が不安な場合には、遠慮なく再診して下さい。)
これらのことから、当院において1歳以上で検査を行うのは、熱が長引いていたり(目安は3-5日以上)、気管支炎を疑わせる様な呼吸音や呼吸状態の異常を認めた時に限定して行わせて頂いております。
「保育所、認定こども園等における RS ウイルス感染症等への対応について」(PDF)
↑保育施設様におかれましては、上記の通知をよくご確認ください。
※同様に「ヒトメタニューモウイルス」は、6歳未満で肺炎が強く疑われる場合が検査の保険適応となります。
そのため、肺炎を疑うような呼吸音、呼吸状態の異常がない場合には行えません。
保険制度上の決まりがあるため、ご理解の程お願い申し上げます。
溶連菌感染後に、まれに溶連菌感染後糸球体腎炎を起こすことがあります。
当院ではルーティンでのスクリーニング検査は行っておりません。(※ご心配であれば、検査の対応も可能です。)
理由としては、検査のタイミングで異常が無くても翌日に発症するなど、検査のタイミングで見つかることがほぼないからです。
腎炎を起こすと、急性症状として元気がない、顔がむくんでいる、血尿(おしっこが赤い)などの分かりやすい症状が出ます。
そのため、感染から2~3週間は、お子様の様子を注意してみていただき、異常がある際には速やかに受診をしてください。
食物アレルギーは、「検査を行うこと」が全てではありません。
「保育施設様などからアレルギーの検査をしきてほしい」と要望されて受診をされますが、「現れた症状」や「今までの食事状況など」から総合して検査を行うか判断させて頂きます。
アレルギーに過敏になる気持ちはわかりますが、ご理解をお願い致します。
※検査でアレルギーの値がでなくても、明らかに特定の食物で症状が現れる場合にはアレルギーの判断となります。
検査上はアレルギーを疑う値が高く出ていても、実際に摂取をしたところで症状が出ない方もいます。